古い作業板(作業台の天板)を縁あって譲っていただきました。
ビニール板がまだ無い時代、職人は木の板の上で革の裁断を行なっていました。
表面を削り直して平らにする専門の業者さんが、各作業場を回っていたそうです。
刃物の跡が無数に刻まれています。
側面には接着剤が層になって付着しています。刷毛に残った余りのを拭っていたのでしょうか。
ぼくにとっては、先生の先生の時代のもの。時代に翻弄されながらも凄いものを生み出していた、タフな職人が輝いた頃の作業板。
陳列棚か、脚を付けて打ち合わせ用のテーブルにしようかな〜
しばらくは店先にそのまま置いてあります、ご興味ある方は触れてみてください。