フランスに行ってまいりました。
革屋さんを巡ったり、現地の革職人の工房を拝見したりと、刺激的な旅でした。
蚤の市で仕入れた古い鞄も、今回の旅の大きな収穫です。
コレクション目的ではなく、現代ではつくられていない口枠鞄の金具が欲しかったのです。
分解して金具を使いたいだけなので、革の状態は悪くて良い。たくさんのお店が出ている蚤の市ですから「まずは作りが良い金具のついた鞄だけ見ていこう!」と考えていたのですが、昔の職人仕事への憧憬が溢れ、結局はじっくり拝見することに。
1920〜1960年代のものを購入してまいりました。
ホテルで分解するつもりで刃物も持って行ってたのですが、細かい仕立てもじっくり見たくなり、現物のまま持ち帰りました。
しばらくは解体せず店に置いておきます。
皆様もぜひご覧ください。しかし使い込まれた真鍮って本当に美しいですねぇ。
同じく蚤の市で、アンティークな工具も入手。
どの工具もきちんと手入れされている、店主の愛情を感じるお店でした。
大事に使わせていただきます。メルシー!