茶利八方の小物をここ半年かけて仕立てておりました。
ghoeにしては珍しく、なんと9型、18品!並ぶと壮観です。
ぜひご覧ください。ONLINE STOREにもアップしました。
今月から茶利八方の品物も徳島市ふるさと納税の返礼品としてお選びいただけるようになりました。
下記のサイトからお申し込みいただけます。
ふるさとチョイス
楽天ふるさと納税
ふるなび
さとふる
茶利八方(チャリハッポウ)について
植物の渋で鞣された山羊の革「茶利革」に、縦横斜めからの手揉み「八方揉み」を繰り返し行い、革の表面を隆起させることで深い凹凸を生ませた、日本独自のとても美しい革です。
明治維新の数年後、鞣し産業で遅れをとっていた日本は、アメリカから皮革技師のチャールス・ヘンニンケルを招きました。
その教えを基に生まれた革は、チャールス氏の愛称 チャーリーをとって「茶利(チャリ)革」と呼ばれ、さらに八方向から手揉みを施した「茶利八方」に発展しました。
私が革を始めたときにはすでに途絶えてしまっており「昔はこんなに凄い革があったのか」と憧れを募らせる中、数年前に復刻させた方と知り合うことができました。
茶利八方を扱い始めて以来、多くのお客様にお選びいただき、たくさんの品物を仕立ててまいりました。
2019年には茶利八方の本藍染革も発表いたしました。
ghoe|本藍染革/chari leather aizome (こちらは今回ふるさと納税での取り扱いはございません)
実際に品物として、立体になると、手揉みならではの凄みが引き立ちます。
ぜひ手にとってご覧いただけると幸いです。