お客様のウエストを計測させていただき仕立てるghoeの革ベルト。
「縫い合わせ」「一枚革」それぞれに良さがあります。
縫い合わせのベルト
中心に革芯を入れて、ゆるやかに盛り上がるよう仕立てます。
合成芯を使わず3〜4枚の革を張り合わせることで、自然な経年変化が得られます。
一枚革のベルトとは異なり、厚みの無い革でも製作できるため、お選びいただける革の選択肢が広がります。
Y様のご注文、イタリアのシュリンクレザーで、仕立てはもちろん総手縫い。フォーマルな場に相応しいベルトです。



一枚革のベルト
英国産ブライドルレザーの繊維が高密度な部分をつかいます。
使い始めは固さを感じる革ですが、馴染んでからのフィット感はたまらないものがあります。
K様のご注文。革と尾錠を変えて二本、製作させていただきました。



オーダーいただく際の流れ
(1)仕様について
「縫い合わせ」「一枚革」いずれかをお選びください。
(2)革、糸について
革と糸の色をお選びいただきます。
一枚革の場合は分厚いブライドルレザーから、縫い合わせの場合はベルト向きの革の中からお選びいただけます。
ベルトの革色・糸色は靴と揃えるのが一般的ですが、あまりこだわらずお好きな色を楽しんでいただきたいと思っております。
(3)尾錠について
尾錠(バックル金具)をお選びいただきます。
尾錠でベルトの幅が決まります。24〜35mm幅が主流です。デッドストックの金具や古い鞄から分解した金具など、時期にもよりますが30〜50種類ほどを常時ご用意しております。
(4)採寸
お客様のウエストを採寸いたします。採寸用のベルトを通していただき、ジャストなピン穴の位置を計測します。
一般に5つ以上の穴のものが多いですが、オーダーならではということで、1つ穴〜3つ穴をお選びになる方が多いです。ウエストの増減に合わせて穴の増設も承ります。
剣先(ベルト先端)までの長さもご指定いただけます。
ギフトや遠方の方は、お使いのベルトのサイズをお知らせいただき、それに合わせて製作することも可能です。
革工房のつくる革ベルトを、ご自身のスタイルに合わせてお楽しみいただけると幸いです。